平成27年6月 ウルトラQ 第5話 ペギラが来た!

今年2月に続き今月はウルトラQシリーズ。
やっぱり生身の人間が怪獣に対峙する「ウルトラQ」は、見ていてハラハラするほど迫力がある。
こんな大きな怪獣が目の前に出てきたら、退治するどころか、怖くて逃げ出したくなってしまう。
それでも我らが主人公、万城目(佐原健二)は敢然と立ち向かう。

 

 舞台は南極。
 越冬隊を乗せた南極観測船が接岸して荷揚げをしていると、雪上車が空中に舞い上がったり、気温が急にマイナス100度まで下がったり、と不思議な現象が起こった。
 これはマイナス130度の冷凍光線を吹いて半無重力の状態をつくったペギラのせいだった。
 そしてペギラはついに南極観測基地に迫り、基地の建物を破壊しはじめる。
 頼みの綱はペギラの苦手なペギミンH。
 これを気象用ロケットに詰め込み至近距離まで近づいたペギラに万城目が打ち込むと、ペギラは黒い煙の球になって退散した。
 
 ロケット発射用のモニター画面に映るペギラのアップは迫力があった。
 

  こちらはナメゴンと同じく木目調のペギラ。

   

 並んで記念撮影。

 

 それにしても、DVDをもう一度見てみたが、氷山の間を南極観測船が流氷をかき分け航行するシーン、ペギラが氷山の後ろから出てくるシーン、
 ペギラが南極観測基地を破壊するシーン、どれも見ごたえのある特撮シーンばかり。さすが円谷プロ。

 ちなみにペギラはもう一回、第14話「東京氷河期」に登場する。この時は東京じゅうを凍らせてしまった。
 
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