平成29年4月号 艦隊コレクションbT マリアナ沖海戦
先月に続いてエフトイズの1/2000スケール「艦船キットコレクション」シリーズを紹介します。
今月は平成25年(2013年)5月に発売された「Vol.4 マリアナ沖〜1944」。
ラインナップは、上段が空母「大鳳」、前が左から戦艦「武蔵」、軽巡「矢矧」、駆逐艦「秋月」。
甲板に装甲を施した空母「大鳳」は、甲板の表面にラテックスを張っていたとされていたが、近年では木甲板であったという
説が出ている。「艦船キットコレクション」では、フルハルバージョンは木甲板説、洋上バージョンはラテックス説という粋な計らい。
洋上バージョンの空母「大鳳」。
次に、軽巡「矢矧」と駆逐艦「秋月」。軽巡と駆逐艦はこのシリーズ初登場。
全長わずか8p、6p余りという小さな船体に細かな武装や構造物が再現されている。
続いて戦艦「武蔵」。
「平成27年4月号 シブヤン海に消えた「武蔵」〜奮闘 栗田艦隊」でも紹介したが、今回は新たに製作したもの。
去年12月に「艦船キットコレクション」のシリーズ9作目にあたる「FINAL 呉空襲〜1945」が発売されたと思ったら、「現用艦船キットコレクション」の
方では、今年3月にシリーズ4作目にあたる「第一次総集編」が発売された。
このコーナーで紹介する「艦隊コレクション」は今月ようやく4年前に発売された「Vol.4 マリアナ沖」まで来たが、まだまだ先が長い。
発売のペースの早さに製作が追い付かない、といううれしい悲鳴をあげている。