平成28年12月号 南雲艦隊の軌跡

太平洋戦争の戦端を開いた真珠湾攻撃から75年。
ハワイでは12月8日(日本時間9日)に初めて日米共催の追悼式典が開催された。

かつて太平洋で激闘を繰り広げた日本とアメリカ。
日米両国は、この式典によって和解のメッセージを全世界に発信した。

そこで今回は75年目の節目の年にちなんで、ハワイからインド洋、南太平洋まで駆け巡った南雲艦隊の軌跡を1/2000スケールの
艦船キットでたどってみたい。

1 真珠湾攻撃(昭和16年12月8日)

 空母「赤城」
  

 キットは艦船キットコレクションVol.1「真珠湾〜1941」。
 空母「赤城」、空母「蒼龍」、戦艦「比叡」、潜水艦「伊22、伊24」のフルハルバージョンは「模型で綴る太平洋戦争」の「真珠湾攻撃隊」
に、空母「蒼龍」と戦艦「比叡」の洋上バージョンは「第1回エフトイズ艦船キットコレクション・フォトコンテスト(平成25年8月)」にアップして
いるが、「赤城」の洋上バージョンは本HP初公開。

2 ミッドウェイ海戦(昭和17年6月5日〜7日)

 続いて艦船キットコレクションVol.2「ミッドウェイ〜1942」の洋上バージョン。
 
  
 左上が空母「加賀」、その右が空母「飛龍」、左下が重巡「利根」、その右が戦艦「霧島」。

  
 空母「加賀」の飛行甲板上には6月5日未明に行ったミッドウェイ島攻撃隊(零戦九機、九九艦爆十八機)を、空母「飛龍」の飛行甲板上には
米空母攻撃に向かった最後の攻撃隊(零戦六機、九七艦攻十機)を再現した。
 (フルルハルバージョンは「今月のコレクションボックス」の「平成27年8月号「艦隊コレクションbP(ミッドウェイ海戦)」にアップしています。)

3 第二次ソロモン海戦(昭和17年8月24日)

 ミッドウェイ海戦に続いて日米空母部隊が激突した第二次ソロモン海戦。
 ガダルカナル島攻撃のため本隊から分派された支隊の空母「龍驤」と重巡「利根」。
 
 
 キットはタカラトミーの「洋上模型連合艦隊コレクション」の空母「龍驤」と重巡「利根」。


4 南太平洋海戦(昭和17年10月26日〜27日)
 そして、南雲艦隊最後の闘いとなった南太平洋海戦。

 
 キットは艦船キットコレクションVol.3「南太平洋海戦〜1942」。
 左上が空母「翔鶴」、その右が空母「隼鷹」、左下が重巡「高雄」、その右が重巡「筑摩」。
 (「南太平洋海戦」のフルハルバージョンは「艦隊コレクション」シリーズであらためて紹介します。お楽しみに。)

 (トップページのメインメニューで「赤城」と「加賀」を対面させてみました。)

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