平成30年4月号 日本の城(bP)
今回は去年8月に発売された海洋堂の「カプセルQミュージアム」の「日本の城名鑑U〜城郭と装飾」。
日本の城というと天守閣ばかりが注目されるが、今回のテーマは城郭全体の構造や、鬼瓦や金鯱といった装飾に着目した
ユニークなラインナップ。
上段の右は城郭(大阪城)、左が金鯱(名古屋城 2個入り)、手前の右から本丸(姫路城)、天守閣(安土城 ネームプレート付)、鬼瓦(松本城)。
それぞれのアップ写真はこちら。
織田信長が築いた安土城。本能寺の変で狩野永徳の豪華絢爛な障壁画もろとも焼失した。
国宝・松本城の鬼瓦。いかにも魔除けをしてくれそうな、とても頼もしい迫力のある顔。
世界文化遺産の国宝・姫路城。
平成27年に大天守の修理が終わってからは行っていないので、そのうちぜひ行ってみたいと思う。
かの有名な名古屋城の金鯱。
かつての国宝・名古屋城は太平洋戦争中の空襲で焼失。
それでも狩野派の絵師による重要文化財の本丸御殿障壁画は疎開させていたので
難を免れた。地元の人たちの努力に感謝。
御濠まで再現されているジオラマ風の大阪城。
2年前に発売された「日本の城名鑑」の第1弾は、天守閣だけの再現で、以前、童友社から発売されていた
城郭コレクション「日本の名城」(第一章〜第三章)と重複しているお城が多かったのでスルーしたが、今回は
このジオラマ風の大阪城を見て、これは揃えなけれは!と触手が伸びた。
童友社「日本の名城」も今月のコレクションボックスのコーナーで紹介していきます。お楽しみに。