西川医院

検査について

胃内視鏡検査 (経鼻内視鏡検査)

この検査は直径約5mmの柔らかい内視鏡の管を鼻から挿入して食道、胃、十二指腸まで観察するもので、内視鏡装置の進歩により早期胃癌のような細かい病気も見つかるようになってきました。検査中に撮影した画像はすべてデジタル化されて保存されるため過去の検査との比較も容易です。検査方法は当日は絶食のもと鼻(鼻腔)の麻酔をした後開始し、検査は通常5〜6分程度で終わります。経鼻内視鏡検査は従来の口から入れる内視鏡検査と比べて格段に苦痛が少なくなりました。

日本人はピロリ菌の感染率が高く慢性胃炎にかかっている人が多いと言えます。慢性胃炎の患者さんはそうでない患者さんと比較して胃癌の発生率が高いことも最近報告されてきているため、病気の早期発見のためにも当院では可能な限り年1回の胃の健診をお勧めしています。

※経鼻内視鏡検査について
口から挿入する内視鏡(経口内視鏡検査)と違い、鼻からさらに細い内視鏡を挿入して検査を行うもので最近かなり普及しつつあります。この検査の利点は、喉の反射がほとんど起こらないことから患者さんの苦痛がより少ないとされています。従来の口からの内視鏡と比較して画質や操作性が劣るといわれてきましたが、最近の内視鏡装置の性能の向上により経口内視鏡検査に決して劣らない検査法になりつつあります。よって当院でも2013年9月から経鼻内視鏡検査を導入致しました。

第2診察室
内視鏡・超音波検査室(第2診察室)
胃内視鏡

腹部超音波検査

この検査は体の表面から超音波(エコー)を当てて内臓の状態を観察するものです。レントゲンと違い超音波ですからX線の被爆もなく人体に全く負担がかからず苦痛もありません。内視鏡検査と同じく記録した画像はすべてデジタル化されて保存されます。観察する臓器は肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、大動脈などで、特に胆石や脂肪肝などメタボリックシンドローム生活習慣病と関連の深い病気を発見することに優れています。また、内科疾患以外にも子宮筋腫など婦人科領域の病気がみつかることもしばしばあります。
上記胃内視鏡検査と同じ日に受けることができますので、いろいろな疾患の早期発見のためにも併せてお受けになることをお勧めします。

※腹部超音波検査および胃内視鏡検査ともに平成23年4月の時点で1500件以上の実績があります。

超音波

デジタルレントゲン検査

デジタルレントゲン検査(コンピューテッドラジオグラフィー, CR)は、X線で撮影された画像をフィルムの代わりに特殊なプレートに記憶させて映像化します。現像液の臭いもなく廃液処理の必要もないので、人や自然環境に優しいシステムです。

モニター画面に表示された画像を患者さんに見ていただくことによって、より分かりやすい説明が出来るようになりました。

レントゲン検査室
レントゲン検査室

画像ファイリングシステム・レポートシステム

画像ファイリングシステムとは、内視鏡検査、超音波検査、レントゲン検査などのデジタル画像を整理・保存するシステムです。患者さんにより分かりやすい説明が出来るよう工夫しています。

内視鏡および超音波検査の検査レポートも、平成8年の検査開始時より院長自作のレポートシステムにより記録保存されています。

検査レポート

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