令和4年1月号 鈴木其一《夏秋渓流図屏風》
あけましておめでとうございます。
昨年一年間のご愛読ありがとうございました。
おかげさまで「今月のコレクションボックス」も11年目を迎えることができました。
今年も毎月楽しい企画を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
さて、ことしは寅年。
今年も近くのスーパーで買ったかわいいマスコット付きの鏡餅を飾りました。
そして今年のコレクションボックス第一号は、3年ぶりに日本の絵師の屏風。
江戸琳派の創始者・酒井抱一の弟子で、琳派の中でも独創的な作風をもつ鈴木其一の
《夏秋渓流図屏風》(根津美術館蔵)。
この《夏秋渓流図屏風》は、2020年に、其一の作品としては初めて2020年に国の重要文化財
に指定された作品で、、昨年(2021年)11月から12月に根津美術館で開催された重要文化財
指定記念特別展「鈴木其一・夏秋渓流図屏風」で展示されたので。ご覧になられた方もいらっしゃるのでは。
今回飾ったのは根津美術館のミュージアムショップで購入した絵はがき。
折り目はついていなかったので、一扇ごとの境目をシャーペンの先でけがいて折り曲げた。
其一の師の酒井抱一は、平成30年1月号で紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。