令和元年10月号 チョコエッグ戦闘機3(複葉機の時代その1)
チョコエッグシリーズ第3弾は「複葉機の時代その1」。
このシリーズは「チョコエッグ戦闘機」といっても、前回紹介した特殊攻撃機「晴嵐」のように
ラインナップが戦闘機に限らないのが面白いところ。
それに、今回紹介する複葉機から第二次大戦機、創成期のジェット機、現用機と時代の幅が広いのも特徴。
ところがチョコエッグは1999年から2019年まで20年以上続いているのに、戦闘機シリーズは2002年に第1弾が
発売されて2006年の第6弾、2007年の特別編、2010年のアメリカ編と続いた以降は発売されていない。
可変翼のジェット機は翼が動いたり、同じ機種でも彩色違いのバージョンがあったり、シークレットバージョンが
あったりして手軽に楽しめたのに、とても残念。
チョコエッグそのものは続いているので、「10年ぶりに復活!」となってほしいのだが。
フルタのチョコエッグ博物館はこちら→チョコエッグ博物館
複葉機といってもいきなり出てきたのは三枚も翼のあるフォッカーDr1トリプルプレーン(上の写真手前左)。
オランダ人のアントニー・フォッカーによって1912年にドイツで設立されたフォッカー社が1917年に開発した
三葉機。
横から見ても手を抜いていないのがわかるこのカラフルな塗装。
手前は黄色い翼が目立つアメリカ海軍艦上戦闘機グラマンF3F-2。アメリカ海軍最後の複葉戦闘機。
奥がカーチスホーク3。もとはアメリカ海軍艦上戦闘機F-11Cで、後に戦闘爆撃機となって輸出された。
次回は複葉機シリーズその2を紹介します。お楽しみに。